日吉大社
今回は、「日吉大社」と日吉大社ゆかりのお菓子を作る「鶴屋益光」をご紹介します。
京阪電車「坂本駅」から、比叡山「ケーブル坂本駅」のほうに向かうと、大きな赤い鳥居が見えてきます。
日吉大社は、全国に3800社あまりある「日吉神社」・「日枝(ひえ)神社」・「山王神社」の総本宮であり、天台宗の護法神です。
大宮橋を渡り、山王鳥居をくぐると、石手に「神猿舎(まさるしゃ)」が見えてきます。
神猿舎
なぜか古来より日吉といえば猿と言われ、いつの頃から魔除けの象徴として大切に扱われるようになりました。「まさる」は「魔が去る」「勝る」に通じ、縁起の良い猿で、日吉山王大神、第ーの使いが神猿(まさる) なのです。
重要文化財の「西本宮楼門」が見えてきました。この西本宮の楼門の軒下四隅には、それぞれ違ったポーズの神猿さんが、お参りに訪れる人を見守っています。また、「かえる股」と呼ばれる楼門に階部分の正面にも3匹の神猿さんが、松の木の上で遊ぶように楽しげな装飾が施されています。
日吉大社の境内をあとにして、坂本駅の方向にしばらく歩くと、右手に和菓子屋さんが見えてきます。
御菓子司 鶴屋益光
創業およそ百年の老舗御菓子司「鶴屋益光」です。
昔から門前町坂本で、手作りにこだわった和菓子を提供してきました。
美味しそうな和菓子が並ぶ中で、可愛いおサルさんの御菓子を見つけました。「比叡のお猿さん」。刻み栗が入った、こしあんのあっさりした風味の最中です。一つ一つ手作りで美味しい「比叡のお猿さん」を作ります。
今年は申年、例年より多くの人達が来店され大人気です。日吉大社で参拝し、境内を散策したあとに、立ち寄ってみてはいかがでしようか。
さらに下部の動画では、今回の道のりを詳しくお楽しみいただけます。是非ご覧ください。