西教寺
今回は、天台真盛宗総本山「西教寺」と「石積みのぱん」をご紹介します。
天台真盛宗(てんだいしんせいしゅう)総本山「西教寺」は聖徳太子が恩師である高麗の僧慧慈(えじ)、慧聡(えそう)のために創建されたと伝えられています。
その後百有余年を経た文明18年(1486)に真盛上人(しんせいしょうにん)が入寺されるに至り、堂塔と教法を再興、不断念仏の道場とされました。
以来全国に約四百余りの末寺を有する総本山となりました。
本堂(重要文化財、江戸時代)は、総欅(けやき)入母屋造。江戸時代 紀州徳川家からの寄進、正面の欄間(十六羅漢)や須弥壇はすべて欅の素木造で江戸初期の特色を表す豪華な装飾が施されています。
秋にはライトアップされて、紅葉したもみじをより鮮やかに見る事が出来ます。
坂本の門前町にある創業大正12年の「西洋軒」は、出来るだけ地元の材料を使って美味しいパンを作っています。
石積みのパン
そして、「西洋軒」には、比叡山延暦寺と坂本で受け継がれる穴太衆の石積みをパンした、「石積みのパン」を地元名産品として販売しています。
白石にはクルミ、黒石にはレーズンを用いて石積み独特のゴツゴツ感を表現しました。
石積みの箱に入った「石積みのパン」をお土産に西教寺のもみじのライトアップをお楽しみください。
さらに下部の動画では、今回の道のりやスポットを詳しくお楽しみいただけます。是非ご覧ください。