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| 天台宗総本山延暦寺の住職として宗祖伝教大師からの法脈を相承し、天台宗徒及び檀信徒の敬仰する天台宗の信仰の象徴的存在です。 座主とはもと僧団の中で学徳優れた上首を意味し、伝教大師の中国天台山での師、道邃和尚は天台山修禅寺座主と呼ばれていました。比叡山でも宗祖のあと義真和尚が法脈を継ぎ座主と称しましたが、おおやけに官符によって座主職が任命されたのは、義真和尚に続く円澄和尚のあと、円仁和尚(慈覚大師)からです。これ以降、江戸時代末に至るまで天台宗の教学の両輪である止観、遮那(しやな)(真言)両業に通達した者が、天台座主として朝廷から勅旨によって任命されてきました。また、平安中期以降、摂関・院政期以降は、皇族、貴族の出身者が多く任ぜられるようになりました。 慶応四年第231世座主昌仁が守脩(もりさお)親王として還俗されて以降、一時期座主職の補任は廃止されましたが、その間も法脈は継承され、明治17年に座主の公称が許され今日に至っています。 現天台座主半田孝淳大僧正は、義真和尚から数えて256世となります。 現在、座主職の欠職は許されず、座主が万が一の場合は、探題(たんだい)職の順位で次席の者が直ちに上任する定めになっています。探題職は、定められた経歴法階によって、望擬講(ぼうぎこう)、擬講(ぎこう)、已講(いこう)、という法階を歴任して、探題に補任されます。その補任順位の首席が延暦寺住職として天台座主に上任します。 |
| ■[PDF形式]天台座主系譜を見る(850kb) |
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![]() ▲天台座主 半田 孝淳 円密禅戒四宗綜合の歴史と伝統を重ねてきました我が宗門並びに延暦寺の重責を継承いたすには非力非才の老衲でありますが全ては仏縁の趣くところ、また宗祖大師のお導きと心得まして努めてまいる所存であります。 宗祖大師は法華一乗の大精神を真俗一貫の大戒に込められ、比叡のみ山に天台の法灯を掲げられ、浄仏国土実現の教えを示されました。 爾来、千二百年、歴代先徳は持戒研鑽怠りなく「忘己利他」の祖訓を体して教化に努め、宗祖立教の本旨を継承されてまいりました。今やこのみ教えは国境を越えて世界の宗教者への重要なメッセージとなり、比叡山サミット「世界宗教者平和の祈りの集い」の理念ともなっております。 開宗千二百年慶讃大法会結願を迎えるこの時に当たり私たち宗徒はこの祖師のみ教えを深く心に刻み、自らを戒め、自らを励まし全身全霊をもって菩薩の行に努め、「わが志を述べよ」と遺された宗祖大師にお応えいたすことが最も大切なことであり、混迷する社会情勢に光を与えるものと考えます。 宗徒各位には日頃より、法灯護持並びに宗団運営にご活躍されていますこと真にご苦労ではありますが、今後ますます宗門一丸となり、檀信徒及び有縁の方々とともに、宗祖大師のみ教えを広く社会に敷衍されますよう心より期待いたします。
平成十九年四月二十六日
第二百五十六世天台座主 半田 孝淳 |
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| ■ | 天台座主猊下 新年のご挨拶(2010年1月) |
| ■ | 天台座主猊下 新年のご挨拶(2009年1月) |
| ■ | 天台座主猊下 新年のご挨拶(2008年1月) |