開宗1200年慶讃大法会記念事業として平成17年に三県(広島・鹿児島・沖縄)特別布教の一環で実施されてから今年で13回目。
開宗1200年慶讃大法会記念事業として平成17年に三県(広島・鹿児島・沖縄)特別布教の一環で実施されてから今年で13回目。

同日の法要は、午後2時から見上知正山陰教区宗務所長を導師に、3教区有志住職らの出仕で厳修された。(写真下)
小堀光實延暦寺執行、水尾寂芳延暦寺一山禪定院住職、森田源真天台宗参務教学部長、宗議会の葉上観行(岡山)、永合韶俊(四国)両議員、永宗幸信岡山教区宗務所長、木村俊雅四国教区宗務所長らが来賓として参列した。
今法要では、昨年と同じく、原爆投下時に焦土と化した地で、水を求めて亡くなった犠牲者のために比叡山で汲まれた霊水が祭壇に供えられ、平和を願う読経が公園内に響いた。
法要後、小堀執行と森田教学部長は世界平和を希求する同法要の意義について触れ、宗、本山も3教区と共にこれからも祈り続けることを誓った。
永宗岡山教区宗務所長は「今日の法要が尊い命の大切さ、そして、子や孫が幸せになるよう世界平和を祈ることの一助としてほしい。帰宅後に、ご縁のある方々に法要の趣旨を繋げて頂きたい」と呼びかけ、謝辞を述べた。