お知らせ

天台宗人権啓発公開講座2023

天台宗人権啓発公開講座2023

 天台宗では、宗祖伝教大師のみ教えにもとづき、社会に対してあらゆる差別の解消と人権啓発を進めるため、天台宗内はもとより、一般参加を受け入れる。天台宗人権啓発公開講座として広く参加を呼びかけています。

 また、「部落差別問題」「ハンセン病差別問題」「いのちの問題」を天台宗人権啓発3本の柱として掲げ、中でも「いのちの問題」特に「こどもの人権」を重点課題とし学習に取り組んでおります。

 生まれ育った家庭や地域のために、苦しい思いをしている子どもたちが、この日本にもいること、ご存知ですか?

 今、日本国の実に7人に1人の子どもが貧困状態にあるといわれています。

 子どもたちは、生まれてくる家庭や育っていく環境を自分で選ぶことは基本的には出来ません。そのような子どもたちにとって、本来守られるべき家庭や学校において虐待・貧困・いじめ・体罰などにより、人権を侵害されている子どもたちが、この日本には数多くいます。

 子どもたちがどのような環境で育っても安全と安心を感じながら生きていくまちづくりにむけて社会を変えていかなければなりません。それにはまず、こどもたちのこころを観つめてる必要があります。

 本年度の天台宗人権啓発公開講座は、「こどもの貧困」をテーマにNPO法人こどもソーシャルワークセンター理事長として現場でご活躍される、幸重忠孝氏を講師としてお迎えします。

 今回の公開講座におきましては、「生きづらさを抱えるこども・若者たち」と題し、ご講演をいただきます。

 多くのご聴講をお待ちいたしております。

演題 『生きづらさを抱えるこども・若者たち』

幸重 忠孝 氏(ゆきしげ ただたか NPO法人こどもソーシャルワークセンター理事長)

1973年生まれ。岡山県出身。社会福祉士。
NPO法人こどもソーシャルワークセンター理事長。
滋賀県教育委員会スクールソーシャルワーク事業スーパーバイザー。
龍谷大学非常勤講師。児童養護施設職員、大学教員を経てまちの中で生きづらさを抱える子供や若者をささえる「こどもソーシャルワークセンター」を滋賀県大津市に設立。
代表的な著書「まちの子どもソーシャルワーク」。

日 時 2023年11月22日(水) 開場:13:00 開講:13:30
受講料 無料
会 場 天台宗務庁 大会議室
申込・問合せ 天台宗務庁 社会部 人権啓発課
住所:滋賀県大津市坂本4-6-2 / TEL:077-579-0022
その他 下記案内チラシもあわせてご覧下さい。
ご案内チラシダウンロードはこちら(約5.4MB)

ページの先頭へ戻る