比叡山宗教サミット39周年
「世界平和祈りの集い」8月4日に開催
宗教や宗派の垣根を越えて対話と祈りを交わし、世界平和に献身する比叡山宗教サミット39周年「世界平和祈りの集い」が8月4日午後1時から、比叡山延暦寺(大津市)で開催される。
国内外から約4百人の宗教者が出席する予定で、来年の40周年という節目を前に、初回からの歩みを振り返る機会とする。
同サミットは、ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世の提唱によりイタリア・アッシジで開かれた「世界平和の祈り集会」の精神を引き継ぎ、昭和62年(1987)に始まった。以来、毎年宗教者が比叡山に集い、世界の恒久平和実現に向けた共働の確認と、平和への祈りを捧げている。これまでも5年、10年の節目には記念大会を開いており、令和9年には40周年を迎える。35周年以降は、サミットの精神を次世代に継承する取り組みとして、第1回で採択された「比叡山メッセージ」を若手宗教者に朗読してもらうなど、その参加を積極的に促してきた。
その集大成となる今年は、平和の式典において世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会の杉谷義純会長が「平和は祈りと対話を続ける勇気が支える」と題して講演する。
草創期からサミットを支えてきた杉谷師の講演を通じ、初回の集いの開催経緯や精神への理解を深め、来年の40周年に向けて参加者の心を一つにする試みとして注目される。また、参加者への記念品代に代わる制作費相当の浄財は、会場の同意を得て日本ユニセフ協会に寄託される予定。
続いて、屋外の一隅を照らす会館前にある祈りの広場では、午後3時20分から比叡山メッセージを朗読する。その後、平和の鐘の鐘打に合わせて参加者全員で黙祷を捧げるほか、海外からの平和メッセージも披露される。
なお、式典の模様はインターネットでライブ配信される予定。

