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比叡山宗教サミット32周年記念 『世界平和祈りの集い』開催趣旨

諸宗教の対話と協力に力を注がれたローマ教皇ヨハネ・パウロU世聖下の提唱により、1986年10月、世界の諸宗教指導者がイタリアの聖地アッシジに集い、それぞれの宗教儀礼で世界平和を希求する祈りを捧げました。

この集いに参加した第253世天台座主山田惠諦猊下は「アッシジの精神」を引き継ぎ、日本においても世界平和祈りの集いを執り行うことを世界の宗教者に提言いたしました。日本のさまざまな宗教者もそれぞれの立場で世界平和のための運動をすでに展開されていましたので、宗教宗派を越えて賛同いただきました。そして日本宗教代表者会議を立ち上げ、1987年8月3日、4日の両日に亘り、「比叡山宗教サミット」が開催され、4日には比叡山山上で世界宗教者平和の祈りの集いの場をもって、世界の諸宗教代表者と共に世界の平和を祈ることができました。

爾来、毎年「平和の祈り」は続けられ、10年毎の節目には世界が直面する緊急課題をテーマにシンポジウムを開催、国際社会の平和実現に向け相互理解を深めてまいりました。

しかし誠に残念ながら、世界は自国第一主義の声のもと、移民、難民、マイノリティーなど弱者への迫害が増すようになり、かつて地域紛争和解や核兵器廃絶等、新未来を築きあげてきた平和へのプロセスも一瞬にして崩れる様相にあることを懸念するものです。

世界が薄氷を踏むように進まねばならない不安定な状態にある中で、私ども日本は新天皇陛下御即位により元号が改まり、新たな時代がスタートいたしました。

「麗しき平和を重ねていく時代」との願いが込められた「令和」の時代を迎え、改めて私達は世界の恒久平和実現に邁進する決意を新たにするものです。

ここに「比叡山宗教サミット32周年『世界平和祈りの集い』」を開催するにあたり、平和とは何かを更に熟慮し、宗教者が持つ使命と責務を再確認するものであります。

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