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比叡山宗教サミット31周年記念「世界宗教者平和の祈りの集い」開催趣旨

諸宗教の対話と協力に力を注がれたローマ教皇ヨハネ・パウロU世聖下の提唱により、1986年10月に世界の諸宗教指導者がイタリアの聖地アッシジに集い、それぞれの宗教儀礼で、世界平和を希求する祈りを捧げました。

この集いに参加した第253世天台座主山田惠諦猊下は、「アッシジの精神」を引き継ぎ、日本においても世界平和祈りの集いを執り行うことを世界の宗教者に提言いたしました。日本のさまざまな宗教者もそれぞれの立場で世界平和のための運動を展開しておりましたので、宗派を越えて賛同いただき、諸宗教指導者が主催者となり、1987年8月3日、4日の両日、比叡山山頂にて第1回「比叡山宗教サミット(世界宗教者平和の祈りの集い)」が開催され、世界の諸宗教代表者と共に世界の平和を祈ることができたのであります。以来、毎年「平和の祈り」は続けられ、10年毎の節目の年には、記念の大会が開かれてまいりました。

しかしながら、私たちの祈りとはうらはらに、世界では格差の拡大と、富の偏在が差別とテロリズムとなって吹き出し、自由、平等、博愛を掲げてきた民主主義が一転。独裁や、他者を攻撃し貶めることで自らの優位性を誇示するという排他主義が市民権を得ようとしております。それは難民やマイノリティーなどの弱者への迫害となっています。私たち宗教者はいかなる困難があろうとも、祈りと対話を通じて世界平和の実現に邁進してまいらねばなりません。

地球という「共同の船」に乗る私たちは、我欲を超えた叡智をもってこれらの問題に対処すべき時を迎えています。

私たちは「比叡山宗教サミット31周年『世界平和祈りの集い』」を開催するにあたり、平和とは何かを熟慮いたし、宗教が持つ使命と責務を再確認するものであります。

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