現在のページ:トップページ > 天台宗人権啓発公開講座2022
天台宗では、宗祖伝教大師のみ教えにもとづき、社会に対してあらゆる差別の解消と人権啓発を進めるため、宗内向け研修会であったものを一般参加をうけいれることができるように改め、天台宗人権啓発公開講座として広く参加を呼びかけています。
また、「部落差別問題」「ハンセン病差別問題」「いのちの問題」を天台宗人権啓発3本の柱として掲げ、中でも「いのちの問題」を重点課題とし、近年は特に「こどもの人権」をテーマとした学習に取り組んでおります。
養老介護や療養介護など、介護(ケア)は誰もが必要とするものですが、現今、ヤングケアラー(子ども・若者ケアラー)に関する諸課題が大きく取り上げられています。
子どもや若者に限らず、介護者(ケアラー)が直面する社会的な孤立や負担などの解消は、誰もが安心して生活することができる持続可能な社会構築を目指す上において、避けては通れない問題ではないでしょうか。
本年度の天台宗人権啓発公開講座には、立命館大学産業社会学部教授斎藤真緒先生を講師にお迎えし、「ヤングケアラーを知っていますか? 地域でできる支援を考えよう」と題しご講演をいただきます。
多くのご聴講をお待ちいたしております。
斎藤 真緒 教授(さいとう まお 立命館大学産業社会学部教授)
2018年9月~2019年9月までシェフィールド大学the Centre of International Research on Care, Labour and Equalities客員研究員。
「男性介護者と支援者の全国ネットワーク」運営委員。思春期保健相談士。
(公財)京都市ユースサービス協会の「子ども・若者ケアラー事例検討会」事業(2017年3月~2022年2月)の発起人。
「子ども・若者ケアラーの声を届けようプロジェクト(YCARP; Young Carers Action Research Project)」(2021年9月~)発起人。
「ケアラー支援条例をつくろう!ネットワーク京都(略称:京都ケアラーネット)」共同代表。
<主著>
『子ども・若者ケアラーの声からはじまる―ヤングケアラー支援の課題』(共著、クリエイツかもがわ、2022年3月)
『男性介護者白書―家族介護者支援への提言』(共著、2007年、かもがわ出版)
『ボランティアの臨床社会学』(共著、2009年、クリエイツかもがわ)
日 時 | 2022年12月15日(木) 開場:13:00 開講:13:30
※新型コロナウィルス感染症の状況によって、
開催形式の変更または参加を制限させていただく場合があります。 |
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受講料 | 無料 |
会 場 | 天台宗務庁 大会議室 |
申込・問合せ | 天台宗務庁 社会部 人権啓発課 住所:滋賀県大津市坂本4-6-2 / TEL:077-579-0022 |
その他 | 下記案内チラシもあわせてご覧下さい。 |
ご案内チラシダウンロードはこちら(約1MB) |