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サミットの歴史

比叡山宗教サミット33周年 − 概要

▲ 祈りを捧げる森川座主猊下と天台宗・延暦寺両内局

比叡山宗教サミット33周年「世界平和祈りの集い」が8月4日、比叡山延暦寺一隅会館前広場に建つ記念碑前で開催された。 森川宏映天台座主猊下が平和祈願文を述べられ、参列者らは恒久平和に願いを込めて祈った。 式典の模様は全世界に動画配信され、祈りを共有した。 配信動画はこちら)

平和の祈り式典 於 一隅会館前「祈りの広場」

▲「世界平和祈りの集い」に当たり「平和祈願文」を
奉読される森川宏映天台座主猊下

新型コロナウイルス感染症感染拡大防止から、今年は国内外の宗教代表者への案内は見送り、宗機顧問会会長の杉谷義純妙法院門跡門主や宗議会議員と宗務所長ら一部の宗内関係者、天台宗と延暦寺の役職員のみでの開催となった。

式典は午後3時15分から杜多道雄宗務総長の挨拶で開式。天台宗と延暦寺内局の出仕で法楽後、大導師を勤められた森川座主猊下が平和祈願文を奉読され「新型コロナウイルスという新たな脅威と対峙しており、世界は空前の危機に瀕している。人びとが不安に苛まれている今こそ、私ども宗教者は対話による相互理解を深め、共に祈り、世界平和を希求し続けなくてはなりません」と呼びかけられた。また終戦75年にも触れられ、戦歿者を慰霊し、恒久平和の実現を誓われた。

午後3時半には文殊楼にある鐘楼「世界平和の鐘」が打ち鳴らされ、全員で一分間の黙祷を捧げた。

海外からは、ローマ教皇庁諸宗教対話評議会議長のミゲル・アンヘル・アユソ・ギクソット枢機卿から「新型コロナウイルス感染症は、忘れられていた多くの価値観を思い出させてくれた。祈りと希望は全ての宗教に共通し、私たちが有限を超えて物事を見る手助けとなる」とのメッセージが寄せられ、世界仏教徒連盟のパン・ワナメティ会長からも今回の集いへの期待があった。

最後は、水尾寂芳延暦寺執行から比叡山メッセージが朗読され、平和への祈りと行動を続けることを誓い合いながら閉会となった。

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